第108回 薬剤師国家試験 275

実務2023☆ ブックマーク

70歳男性。 慢性下肢動脈閉塞症と診断され、半年前から右足底に潰瘍が出現し近医で治療を受けていた。 1週間前から増悪が認められ近医にて加療したが改善せず、入院にて保存的治療を行うこととなった。 創部の細菌培養検査によりMRSAが検出されたため、バンコマイシン塩酸塩1回1 g(1日2回12時間毎)の点滴静注を開始した。 バンコマイシン塩酸塩1 g点滴静注後の血中濃度を測定したところ、投与終了3時間後に14.1 μg/mL、11時間後に6.9 μg/mLであった。 投与開始後3日目(投与5回目直前)のトラフ値は10 μg/mLであった。 ただし、ここではバンコマイシンの体内動態を1-コンパートメントモデルを用いて解析する。 投与開始後5日目の点滴静注直後に全身にじん麻疹が出現し、バンコマイシンに対するアレルギーと考えられたため薬物の変更が検討された。 変更する薬物として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。

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