第108回 薬剤師国家試験 270

実務2023☆ ブックマーク

60歳女性。 29歳より双極性障害と診断され精神科クリニックに定期的に通院し、49歳の時に2型糖尿病と高血圧症を指摘された。 現在、以下の薬剤を服用中である。 1週間前から吐き気とふらつきが出現し、今朝から言葉が出にくくなり、意識がはっきりしなくなったため大学病院に救急搬送され、入院措置がとられた。 処方薬による副作用が疑われた。 (処方) 炭酸リチウム錠200 mg 1回2錠(1日6錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 カルバマゼピン錠200 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) シタグリプチンリン酸塩水和物錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 フルニトラゼパム錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 14日分 (入院時所見) 身長153 cm、体重66.3 kg、血圧90/52 mmHg、脈拍68拍/分、 体温37.2℃、Japan Coma Scale(JCS)3、傾眠傾向 (入院時検査値) 末梢血:白血球9,800/μL、赤血球332×10^4/μL、Hb 11.6 g/dL、血小板16.4×10^4/μL、静脈血pH 7.39 血液生化学:総タンパク6.3 g/dL、血清アルブミン3.5 g/dL、総ビリルビン0.5 mg/dL、AST 21 IU/L、ALT 23 IU/L、γ-GTP 33 IU/L、CK(クレアチンキナーゼ)86 IU/L、血清クレアチニン1.20 mg/dL、eGFR 36.3 mL/min/1.73 m^2、随時血糖161 mg/dL、HbA1c 7.4%、CRP 2.0 mg/dL 尿所見:pH 5.5、蛋白(1+)、潜血(2+)、糖(-)、ケトン体(-) 頭部CT、MRI:異常なし 発現した副作用として最も可能性が高いのはどれか。 1つ選べ。

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