問204-205 67歳男性。
開心術後に低心拍状態となり心原性ショックと診断された。
本疾患の治療に当たりアドレナリン注射液及び電解質輸液(開始液)が、中心静脈ダブルルーメンカテーテルから図のように投与されている。
看護師は医師よりオメプラゾールナトリウム注射液を1時間かけて投与するよう指示を受けたため、薬剤師に投与経路について確認した。
(ダブルルーメンカテーテル断面図、電解質輸液(開始液)A:60 mL/h、Cは三方活栓、アドレナリン注射液3 mg/3 mL+生理食塩液47 mLをB:2 mL/h精密持続点滴、Dは三方活栓 の図)
問204(実務)
オメプラゾールナトリウム注射液の投与手順として適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1。
図のダブルルーメンカテーテルはA(電解質輸液、三方活栓C側)とB(アドレナリン注射液、三方活栓D側)がそれぞれ独立した内腔を介して投与されている。
微量で厳密な血行動態管理を要するアドレナリン持続投与ライン(B・D側)は絶対に止めたり他剤を混注してはならないため、影響を受けないA側のラインを一時停止し、Cから適量の生理食塩液でフラッシュした後にCからオメプラゾールナトリウム注射液を投与する。