問214-215 25歳女性。
妊娠なし。
最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。
薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。
一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。
大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分)
成分・分量
本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。
日局ダイオウ・・・・・2.0 g 日局カンゾウ・・・・・1.0 g
問214(物理・化学・生物)
この女性から当該医薬品の成分について聞かれたため、薬剤師は便秘の改善に関係する成分は A であることを女性に伝えた。
A の化学構造として、適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2。
大黄甘草湯に配合される大黄には、瀉下作用に関係するセンノシドA・Bが含まれる。
センノシドは2分子のアントロン骨格が結合したジアントロン配糖体であり、各アントロン骨格にD-グルコースがO-グリコシド結合し、骨格側にカルボキシ基をもつ。
選択肢2がこの構造に該当する。
選択肢1はトリテルペン系サポニン、3はフラボン配糖体、4はエフェドリン様アルカロイド、5はカロテノイドであり、いずれも大黄の瀉下作用に関係するセンノシドではない。