正答2
解説
正解は2。
ライ症候群はB型インフルエンザや水痘などウイルス感染症に罹患した小児に、解熱鎮痛薬としてアスピリンなどのサリチル酸系薬剤を投与した際にまれに生じるとされる、肝臓のミトコンドリア機能障害による脂肪肝と急性脳症を主徴とする症候群である。
肝障害により低血糖(高血糖ではない)を来しやすく、著明な肝機能異常があっても黄疸は目立たないことが特徴とされる。
異常プリオン蛋白の蓄積はプリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病など)の機序でありライ症候群とは異なる。
ウイルス性疾患の小児にアスピリンを投与すること自体がライ症候群の誘因となるため、小児のウイルス感染時にはアスピリンの使用を避けるべきであり治療薬として用いるのではない。