正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5。
腸肝循環は胆汁中に排泄された薬物(多くはグルクロン酸抱合体)が腸内細菌の産生するβ-グルクロニダーゼにより脱抱合されて遊離形に戻り再吸収される現象で、抗菌薬の内服により腸内細菌叢が変化するとこの再吸収過程が影響を受けることがある(経口避妊薬の効果減弱などが知られる)。
この再吸収サイクルにより経口投与後の血中濃度推移が二峰性(二相性)のピークを示すことがある。
胆管閉塞は胆汁排泄自体を妨げ薬物の蓄積・半減期延長をきたすため短縮ではない。
静脈内投与された薬物も肝から胆汁排泄されれば腸肝循環を起こしうる。
β-グルクロニダーゼが阻害されると再吸収が減り、むしろ半減期は短縮する。