第107回 薬剤師国家試験 問136
ある食品汚染物質の耐容一日摂取量(TDI)は、下図に示した動物試験の結果から得られた無毒性量(NOAEL)に、不確実係数100を適用して定められている。 この食品汚染物質のTDI(μg/kg体重/日)として、適切な値はどれか。 1つ選べ。 マウスを用いた慢性毒性試験(縦軸:有害な生体影響の発生率(%)0〜15、横軸:投与量(μg/kg体重/日)):投与量0で発生率0%、100で0%、500で約7.5%(*有意)、1100で約10.5%(*有意)。 ラットを用いた慢性毒性試験(縦軸:0〜20%):投与量0で0%、200で0%、1000で0%、5000で約6%(*有意)、10000で約18%(*有意)。 ウサギを用いた発生毒性試験(縦軸:0〜60%):投与量0で0%、300で0%、600で0%、1000で約18%(*有意)、1600で約24%(*有意)、1800で約44%(*有意)、2000で約53%(*有意)。 *は、それぞれの対照群(投与量0μg/kg体重/日)と比較して、統計的に有意な影響であることを示している。 (各試験のNOAELは、有意差*が付かない最大投与量:マウスでは100、ラットでは1000、ウサギでは600である。これらのうち最小のNOAELを採用し、不確実係数100を適用してTDIを算出する。)
正答1