問322-323 58歳男性。
不眠のため心療内科を受診し、以下の処方箋を持って保険薬局を訪れた。
薬剤師がゾルピデム錠の添付文書を確認したところ、ゾルピデム錠は向精神薬であり、医療保険制度上、30日の処方日数の上限があることが判明した。
(処方)
ゾルピデム錠5 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 就寝前 60日分
問323(法規・制度・倫理)
我が国の医療保険制度において、向精神薬以外にも、長期投与に注意を要するために、処方日数の上限が設けられている医薬品はどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5。
保険診療における投薬期間の上限は、「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」により定められている。
同告示では、麻薬及び向精神薬取締法第2条第1号に規定する麻薬が、投薬期間に上限を設ける医薬品として掲げられている。
また、原則として、薬価基準への収載日の属する月の翌月初日から1年を経過していない新医薬品にも投薬期間の上限が設けられる。
一方、特定生物由来製品、放射性医薬品、毒薬・劇薬という分類だけを理由とする一律の処方日数上限はない。