問240-241 35歳男性。
身長170 cm、体重81 kg。
最近、体重が増加して運動不足を痛感していた。
今回、会社の健康診断の後に、生活習慣病の予防のために運動に加えて特定保健用食品を利用しようと思い、健康サポート薬局の薬剤師に相談した。
この男性が持参した検査値は以下のとおりである。
(検査値)
収縮期血圧135 mmHg、拡張期血圧85 mmHg、HDL-C 60 mg/dL、
LDL-C 120 mg/dL、TG 110 mg/dL、HbA1c 5.0%(NGSP値)
問240(実務)
検査結果から、この男性に適すると考えられる特定保健用食品の関与成分はどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1。
本症例は身長170 cm・体重81 kgでBMI約28.0の肥満であり、血圧135/85 mmHg、HDL-C 60 mg/dL、LDL-C 120 mg/dL、TG 110 mg/dL、HbA1c 5.0%はいずれも直ちに治療を要する値ではない。
したがって生活習慣病予防のために是正すべき点は体脂肪(内臓脂肪)の蓄積であり、「体脂肪が気になる方に適する」という保健の用途で許可されている茶カテキンを関与成分とする特定保健用食品が適する。
グルコシルセラミドは肌の水分を逃しにくくする(皮膚の保湿)、大豆イソフラボンは骨の健康維持、キシリトールは虫歯の原因になりにくい(う蝕予防)、CPP(カゼインホスホペプチド)はカルシウムの吸収促進が許可された保健の用途であり、いずれも本症例の課題である体脂肪の低減とは結びつかない。