正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5。
Bancroftの経験則によれば、親油性(油溶性)の高い乳化剤を用いると乳化剤がより多く溶解する油相が連続相となりやすく、W/O型乳剤が形成されやすい。
乳剤のクリーミングは内相液滴が密度差により浮上または沈降して局在化する現象であり液滴自体の合一を伴わないため、振り混ぜにより可逆的に元の均一な乳剤に戻すことができる。
懸濁剤における再分散困難な強固な凝集塊形成(ケーキング)は、むしろ脱凝集状態で微細粒子が緻密に沈降・充てんすることで生じやすく、緩い凝集(フロキュレーション)状態の方がかさ高く再分散しやすい沈降物を形成するため、この記述は逆である。
乳剤の転相は内相と外相の容積比が等しくなる点で一律に起こるとは限らず、乳化剤の種類やHLBにより内相比率が50%を大きく超えても安定に存在しうる。