問320-321 36歳女性。
以前から、関節リウマチに対して以下の薬剤による治療を受けていた。
ある日、体調不良により緊急入院となり、この薬剤による間質性肺炎と診断された。
この薬剤の服用開始時に、薬剤師が重大な副作用の初期症状を説明していた。
そのため、副作用である間質性肺炎が早期に発見され入院治療することができた。
(処方)
メトトレキサートカプセル2 mg 1回1カプセル(1日2カプセル)|毎週 日曜日 1日2回 9時、21時 4日分(投与実日数)
メトトレキサートカプセル2 mg 1回1カプセル(1日1カプセル)|毎週 月曜日 1日1回 9時 4日分(投与実日数)
この患者に対して、薬剤師が説明した間質性肺炎の初期症状として適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1。
メトトレキサートの重大な副作用である間質性肺炎の初期症状は、痰を伴わない乾性咳嗽、息切れ、呼吸困難、発熱であり、早期に自覚できれば重症化を防げる。
選択肢2はスティーブンス・ジョンソン症候群、選択肢3はアナフィラキシー、選択肢4は肝機能障害、選択肢5はネフローゼ症候群様の腎障害の症状であり、いずれも間質性肺炎の初期症状ではない。