第105回 薬剤師国家試験 問271
58歳男性。 体重60 kg。 生体腎移植を受けるため入院した。 持病である胃潰瘍、高コレステロール血症及び三叉神経痛の治療のため、以下の薬剤を服用している。 (処方) ラベプラゾールナトリウム錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ピタバスタチンカルシウム口腔内崩壊錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 カルバマゼピン錠100 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 この患者に対し、手術前にタクロリムス12 mgに相当するタクロリムス水和物徐放性カプセルを経口単回投与した。 タクロリムスの血中濃度を数回測定し、解析したところ、血中濃度時間曲線下面積が720 ng・h/mLとなり、これは母集団平均値の約2倍であった。 術後、タクロリムス水和物徐放性カプセルを経口投与し、定常状態におけるタクロリムスの平均血中濃度を10 ng/mLとしたい。 この患者に対するタクロリムスの1日投与量(mg/day)として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。 ただし、この患者におけるタクロリムスの全身クリアランス及びバイオアベイラビリティは腎移植前後で変化しないものとする。
正答3