第105回 薬剤師国家試験 問250
75歳男性。 大腸がんステージⅣに対して、mFOLFOX6療法により治療中である。 原発巣の痛みに対し、処方1の薬剤が投与されていたが痛みのコントロールが不十分であった。 そのため、処方2を追加(1週間ごとに増量)したところ、NRS(Numerical Rating Scale)は6/10から徐々に低下し持続痛はほとんどなくなり、開始16日目にはNRSは2/10となった。 しかし、開始18日目に下痢、発汗、発熱、見当識障害が出現し、開始25日目に不眠、焦燥感、体重減少を訴え、処方薬による副作用が疑われ、血液検査を行った。 (処方1) アセトアミノフェン錠500 mg 1回2錠(1日8錠) 1日4回 朝昼夕食後・就寝前 28日分 アミトリプチリン塩酸塩錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 28日分 (処方2) (1〜7日目)トラマドール塩酸塩口腔内崩壊錠25 mg 1回1錠(1日4錠) 1日4回 朝昼夕食後・就寝前 7日分 (8〜14日目)トラマドール塩酸塩口腔内崩壊錠25 mg 1回2錠(1日8錠) 1日4回 朝昼夕食後・就寝前 7日分 (15日目〜)トラマドール塩酸塩口腔内崩壊錠25 mg 1回3錠(1日12錠) 1日4回 朝昼夕食後・就寝前 14日分 検査値:血清クレアチニン0.9 mg/dL、BUN 31 mg/dL、 AST 38 U/L、ALT 45 U/L、総ビリルビン1.2 mg/dL 副作用発現の作用機序として、最も適切なのはどれか。 1つ選べ。
正答1