第105回 薬剤師国家試験 221

物理・化学・生物2020☆ ブックマーク

問220-221 65歳女性。 体重50 kg。 数日前より左腰背部痛、悪寒を訴え、近医を受診した。 精査の結果、腎結石と診断され、入院し経尿道的腎尿管結石砕石術(fTUL)が施行された。 術後、翌朝に収縮期血圧約70 mmHgへの低下を認めた。 敗血症性ショック、播種性血管内凝固症候群(DIC)と診断され、ICUへ転棟した。 ICU入室後、ドパミン、ノルアドレナリン、バソプレシンが持続微量点滴にて投与され循環動態は安定、尿量も保たれた。 抗菌薬はドリペネムとし、DICに対する以下の処方案について医師がICU担当の薬剤師に意見を求めた。 処方案 持続微量点滴 トロンボモデュリン アルファ(遺伝子組換え)点滴静注用(12,800 U/1本)1.5本 生理食塩水100 mL 1日1回 24時間かけて投与 3日連日投与 備考 通常、成人には、トロンボモデュリン アルファとして1日1回 380 U/kg 問221(物理・化学・生物) 医師より、患者に用いるトロンボモデュリン アルファ(遺伝子組換え)について、天然のトロンボモデュリンとの違いを知りたいとの問合せがあった。 文献を探したところ、天然のトロンボモデュリンの模式図を見つけた(下図)。 天然のトロンボモデュリンの領域A〜Cのうち、トロンボモデュリン アルファ(遺伝子組換え)に相当する領域として正しいのはどれか。 1つ選べ。 [図: 天然のトロンボモデュリンの模式図。細胞外側から、レクチン様ドメイン(五角形で表示)、EGF様ドメイン(6個の繰り返し構造)が領域Aとして示され、その下に糖鎖が結合したセリン・スレオニンに富む領域までが領域A、細胞膜を貫通する領域が領域B、細胞内に至る領域が領域Cとして示されている。細胞膜は横線で表示。]

第105回 問221 の図 1

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