正答5
解説
正解は5。
振戦せん妄はアルコール依存症患者の急激な減酒・断酒後に出現する離脱症状の一つで、粗大な振戦、意識混濁、幻視、自律神経症状などを呈する重篤なせん妄である。
せん妄は急性に発症する意識障害・認知機能変動を特徴とし、原因の除去・治療により可逆的に回復しうる病態である点で不可逆的とはいえない。
せん妄と認知症はいずれも認知機能低下を呈し発症様式や日内変動の有無などで鑑別するが臨床的にしばしば紛らわしく、認知症を基盤にせん妄を合併することも多い。
身体拘束はせん妄を悪化させうるため原則として避けるべきであり必須ではなく、せん妄の発現機序は種々の仮説はあるが完全には解明されていない。