正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5。
口腔粘膜からの薬物吸収は受動拡散が主体であり、上皮が薄く血流の豊富な舌下粘膜では吸収速度が大きい(ニトログリセリン舌下錠が典型例)。
直腸下部の静脈は下・中直腸静脈を介して門脈を経由せず直接下大静脈に注ぐため、そこから吸収された薬物は肝初回通過効果を回避できる。
抗コリン薬は胃腸運動を抑制し胃内容排出を遅延させるため、併用薬の吸収は遅延しTmaxはむしろ延長する。
鼻粘膜は線毛円柱上皮を主体とし血流も豊富でバリアー機能は比較的低く、高分子薬物の経鼻投与にも利用される。
皮膚の角質層は他の皮膚層より薄いが、その脂質構造により経皮吸収の最大の透過障壁となっている。