表1は、年齢区分別人口割合の将来推計である。
表2は、全国の保険薬局での処方調査から明らかになった同一の保険薬局で調剤された薬剤種類数の年齢区分別のデータである。
これらの表に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
表1 年齢区分別人口割合(%)の将来推計
年齢区分/2015年/2025年/2035年:
0~14歳|12.7|11.0|10.1
15~64歳|60.6|58.7|56.6
65~74歳|13.8|12.3|13.3
75歳~|12.9|18.1|20.0
合計|100|100|100
(高齢社会白書(内閣府 平成28年度版)より)
表2 同一の保険薬局で調剤された1ヶ月あたりの薬剤種類数の割合(%)
年齢区分/1~2/3~4/5~6/7~/合計:
0~14歳|39.0|32.2|18.3|10.5|100
15~39歳|45.4|32.6|14.6|7.4|100
40~64歳|46.6|30.0|13.5|10.0|100
65~74歳|43.5|28.6|14.4|13.6|100
75歳~|34.1|24.8|16.3|24.8|100
(社会医療診療行為別統計(平成28年)より)
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
2015年から2035年にかけての老年人口割合の増加(26.7%→33.3%)は、65〜74歳の割合がほぼ横ばい〜微減であるのに対し75歳以上の割合が12.9%から20.0%へ大きく増加することに大きく起因している。
表2から75歳以上では7種類以上/月の薬剤を処方される割合が24.8%であり、これはほぼ4人に1人に相当する。
2035年の老年化指数は老年人口(65-74歳13.3%+75歳以上20.0%=33.3%)を年少人口(10.1%)で除して約330%であり、約200%ではない。
7種類以上/月の割合が75歳以上で65〜74歳の約2倍であることは服用薬剤数の多さ(多剤併用)を示すに過ぎず、医療機関受診率が2倍であることを直接示すものではない。
将来推計人口の割合は総人口が今後減少していくことを前提に算出されており、総人口が変化しないという仮定によるものではない。