問337 6歳男児。
体重20 kg。
歯科診療所で抜歯後、母親がこの男児の処方箋を薬局に持参した。
(処方箋)
【般】アセトアミノフェンシロップ2% 8 mL
疼痛時、頓服 5回分
(1日3回まで、6時間あける)
男児はシロップ剤が苦手のため、母親は粉薬への変更を希望した。
薬局にはアセトアミノフェン細粒20%がある。
アセトアミノフェンシロップ2%及び細粒20%の添付文書には、「通常、アセトアミノフェンとして、体重1 kgあたり1回10〜15 mgを経口投与する」と記載されている。
本症例に対し、薬剤師が処方医に対して行う対応の中で適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4。
処方されたアセトアミノフェンシロップ2%の1回量8 mLは、成分量として8 mL×20 mg/mL=160 mgに相当する。
添付文書上の用量は体重1 kgあたり10〜15 mgであり、体重20 kgの本児では1回200〜300 mgが適正範囲となるため、現行の160 mgは用量不足であり疑義照会が必要である。
細粒20%(200 mg/g)に変更する場合、1回量を1 g(200 mg、体重あたり10 mg)とすれば用量範囲の下限を満たし適正となるため、1回量1 g、5回分への変更提案が適切である。