エチレンジアミン四酢酸(EDTA)に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
エチレンジアミン四酢酸の構造: (HOOC-CH2)2N-CH2CH2-N(CH2-COOH)2
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
EDTAはキレート効果により単座配位子(アンモニア等)より熱力学的に安定な多座キレート錯体を形成し(3正しい)、隣接する窒素-炭素-炭素-窒素等の配置は5員環キレート環を形成する(5正しい)。
EDTAは通常、窒素2個と酸素4個(カルボキシ基由来)を用いる六座配位子として働き、十座ではないため1は誤り。
酸性条件ではカルボキシ基がプロトン化され配位能を失うため、酸性下でより強く配位するとする2は誤り。
EDTA自体は蛍光性を持たず、カルシウム定量には別途蛍光指示薬(カルセイン等)を要するため4は誤り。