70歳男性。
人間ドックにて糖尿病の疑いを指摘されて受診し、2型糖尿病と診断された。
現在、以下の処方で治療中である。
(処方)
シタグリプチンリン酸塩水和物錠50mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 30日分
酸化マグネシウム 1回1g(1日3g)
1日3回 朝昼夕食後 30日分
検査値:Scr 1.4 mg/dL、空腹時血糖値96 mg/dL、HbA1c 5.8%
血清マグネシウム値6.5 mg/dL
血清マグネシウムの測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
血清マグネシウムの測定法に関する問題。
正解は1と3。
酵素法による定量ではキレート剤であるEDTAが共存すると反応に必要なMg2+が捕捉され低値を示す。
誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法は、プラズマ中で励起されたMg原子・イオンが基底状態に戻る際に放出する発光を測定する原理である。
フレーム方式・電気加熱方式は原子吸光分析法(AAS)の手法でありICP法とは異なり、ICP質量分析法では遷移金属も容易にイオン化されるため、これらが多重原子イオン干渉等の妨害要因となり得る。