正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
His57はSer195のヒドロキシ基から水素を引き抜く一般塩基として働き、その求核性を高めることでSer195酸素による基質のカルボニル炭素への求核攻撃を促進する(電荷リレー機構)。
また疎水性ポケットは基質タンパク質の特定の側鎖(芳香族性アミノ酸など)を選択的に収容することで、キモトリプシンの基質特異性を決定している。
Asp102の負電荷はHis57のプロトン化状態を安定化し、そのイミダゾリル基の塩基性(プロトン受容能)をむしろ高める方向に働くため、選択肢2(塩基性を低下させる)は誤り。
Ser195のヒドロキシ基は求核剤として基質のカルボニル炭素を攻撃するのであり、基質をプロトン化するわけではないため選択肢4も誤り。