正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5。
分子の振動・回転・電子遷移のうちエネルギー差が最も小さいのは回転遷移であり、E=hc/λの関係から吸収される電磁波の波長は最も長くなる(マイクロ波領域)。
電子遷移に伴う吸収スペクトルが幅広い帯状になるのは、電子状態の遷移に振動・回転準位間の遷移が重なり合って観測されるためである。
吸収波長とエネルギー差はE=hc/λより反比例の関係にあり正比例ではないため選択肢2は誤り。
ラマン散乱は分子の分極率が振動によって変化することが条件であり、双極子モーメントの変化はIR吸収の条件であるため選択肢3は誤り。
ランベルト・ベールの法則(吸光度∝濃度)は電子遷移に限らず振動・回転遷移の吸収にも成り立つため選択肢4も誤り。