正答3
解説
正解は3。
アザセトロンは選択的セロトニン5-HT3受容体拮抗薬であり、化学受容器引き金帯(CTZ)及び消化管求心性迷走神経終末に存在する5-HT3受容体を遮断することで、抗がん薬などによる悪心・嘔吐を抑制する。
選択肢2の5-HT4受容体は刺激により消化管運動を促進する受容体で、その遮断はアザセトロンの作用ではない。
選択肢5の胃粘膜の知覚神経終末における電位依存性Na^+チャネル遮断は、オキセサゼインなどの局所麻酔薬が知覚神経の求心性伝導を抑える機序である。
選択肢1のCTZにおけるドパミンD2受容体遮断はドンペリドンやメトクロプラミドなど、選択肢4の嘔吐中枢におけるヒスタミンH1受容体遮断はジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬にみられる制吐機序で、いずれもアザセトロンの機序ではない。