65歳男性。
2型糖尿病。
インスリン導入目的で入院となった。
入院後は、看護師が1日3回インスリンを注射し、血糖コントロールは良好となった。
退院に向け、以下のインスリンカートリッジ製剤が処方され、自己注射の指導に薬剤師が加わることになった。
(処方)
レベミル注 ペンフィル* 1本(3 mL)
1回6単位(1日6単位) 1日1回 就寝前
〔*:成分名:インスリン デテミル(遺伝子組換え) (100単位/mL)〕
問284
薬剤師が患者に伝えるべき内容として適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4。
持効型溶解インスリンであるインスリンデテミル(レベミル)は皮下注射用製剤であり、上腕部・大腿部・腹部・臀部など皮下脂肪の厚い部位にローテーションしながら注射する。
作用が緩徐で明確なピークを持たない安定した血中濃度推移を示すため、入院中に使用していたインスリンに比べて夜間低血糖のリスクが低いことが特長であり、基礎インスリンとして食事の有無にかかわらず定時に投与する薬剤である。
開封後は室温保存とし、食事を摂らなかったからといって基礎インスリンの注射を自己判断で中止すべきではない。