問222-225 50歳男性。
体重60 kg。
重症感染症のため一時的に高カロリー輸液ソフトバッグ製剤(1,003 mL中にブドウ糖175 g、総遊離アミノ酸30 gを含有)を中心静脈から投与することになった。
この男性の腎機能は正常である。
問223(物理・化学・生物)
グルコースとアミノ酸を混合した場合、化学反応が起こることがある。
反応速度定数をkとする①のような反応において、反応速度vが②のように表されるとき、以下の記述のうち正しいのはどれか。
2つ選べ。
aA + bB →(k) cC + dD ……①
v = k[A]^p[B]^q ……②
ただしA〜Dは物質を、a〜dは化学量論係数を表す。
また、[A]〜[D]はそれぞれA〜Dの濃度を表すものとする。
正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4。
反応次数p、qは実験的に決定される値であり、素反応でない限り化学量論係数a、bと一致するとは限らない(p=a, q=bが常に成り立つわけではない)。
反応速度定数kは温度や触媒など反応条件により変化するが、反応物の濃度自体には依存しない値として定義される。
反応次数は分数や0など整数以外の値をとることもあり必ず正の整数とは限らない。
また物質量変化の関係式は化学量論係数で割った形(-(1/a)d[A]/dt=-(1/b)d[B]/dt=(1/c)d[C]/dt=(1/d)d[D]/dt)が正しく、選択肢のように係数を掛ける形は誤りである。