問212-213 70歳女性。
下記の生薬を含む漢方エキス細粒(釣藤散)の処方箋を持って薬局に来局した。
なお、処方量は常用量である。
釣藤散
生薬名|1日量|生薬名|1日量/セッコウ|5 g|チョウトウコウ|3 g/チンピ|3 g|ニンジン|2 g/バクモンドウ|3 g|ボウフウ|2 g/ハンゲ|3 g|キクカ|2 g/ブクリョウ|3 g|カンゾウ|1 g/ショウキョウ|1 g
問213(物理・化学・生物)
釣藤散の構成生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2。
チョウトウコウ(釣藤鈎)はアルカロイドであるヒルスチンやリンコフィリンを含有し、セッコウ(石膏)は天然の含水硫酸カルシウム(CaSO4・2H2O)である。
ショウキョウの辛味成分はリモニンではなくジンゲロール・ショウガオールであり、ボウフウはアコニチン(トリカブトに含まれる有毒アルカロイド)を含まずフラボノイドでもない。
カンゾウの主成分グリチルリチン酸はジテルペンサポニンではなくトリテルペノイド(オレアナン型)サポニンである。