以下の表における観察集団(1)及び観察集団(2)の人口統計についての記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
年齢階級|基準集団人口(人)|基準集団死亡数(人)|基準集団死亡率(人口千対)|観察集団(1)人口(人)|観察集団(1)死亡数(人)|観察集団(1)死亡率(人口千対)|観察集団(2)人口(人)|観察集団(2)死亡数(人)|観察集団(2)死亡率(人口千対)/0〜14歳|10,000|200|20|400|8|20|300|6|20/15〜64歳|6,000|60|10|300|3|10|300|3|10/65歳以上|4,000|200|50|300|30|100|400|32|80/計|20,000|460|23|1,000|41|41|1,000|41|41
正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4。
老年人口割合(65歳以上人口÷総人口)は観察集団(1)が300/1000=30%、観察集団(2)が400/1000=40%であり、観察集団(2)の方が高い(選択肢2正)。
基準集団の人口構成で直接法により年齢調整すると、観察集団(1)の年齢調整死亡率は(10000×20+6000×10+4000×100)/20000=33.0(人口千対)となり、粗死亡率41より小さい値になる(選択肢4正)。
粗死亡率はいずれも41/1000で同じであり、観察集団(2)の方が高いとする選択肢1は誤り。
65歳以上死亡数の死亡総数に対する割合は観察集団(1)が30/41≒73%、観察集団(2)が32/41≒78%で、観察集団(1)の方がむしろ低く、選択肢3は誤り。
同様に観察集団(2)の年齢調整死亡率は(10000×20+6000×10+4000×80)/20000=29.0であり観察集団(1)の33.0より低いため、観察集団(2)の方が高いとする選択肢5は誤り。