以下の化学反応式における熱力学的パラメータに関する記述のうち、誤っているのはどれか。
1つ選べ。
A + B ⇌(k1,k2) C
ただし、この反応における温度をT、平衡定数をK、反応速度定数をk1、k2とする。
また、気体定数をRとする。
正答3
解説
正解は3。
ΔG°=−RTlnK(選択肢1)は標準自由エネルギー変化の定義式として正しく、複数温度のKからファントホッフ式によりΔH°を求められる(選択肢2)のも正しい。
反応速度定数k1はアレニウス式によりexp(−Ea/RT)に比例し(選択肢4)、活性化エネルギーが大きいほど速度定数の温度依存性は大きくなる(選択肢5)。
誤っているのは選択肢3で、ΔH°が正(吸熱反応)のとき、ルシャトリエの原理により昇温すると平衡は吸熱方向、すなわち右(生成物側)に移動する。
「左にずれる」とする記述が誤りである。