鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要がある。
b ブロモバレリル尿素は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。
c アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えるが、12歳未満の小児への使用を避ける必要がある。
d ジメンヒドリナートは、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。
正答5
解説
正解は5。
aは正しい(抗コリン成分であるスコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほか散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作を控える必要がある)。
bは誤り(ブロモバレリル尿素は不安や緊張を和らげる鎮静成分である。延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示すのは抗ヒスタミン成分である)。
cは誤り(アミノ安息香酸エチルはメトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため6歳未満の小児への使用を避ける必要があり、「12歳未満」とする点が誤り)。
dは正しい(ジメンヒドリナートはジフェンヒドラミンテオクル酸塩の別名で、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である)。