強心薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 強心薬については一般に、5~6日間使用して症状の改善がみられない場合には、心臓以外の要因も考えられる。
b 苓桂朮甘湯には、強心作用を期待してシンジュが含まれている。
c ゴオウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
d 一部の強心薬では、小児五疳薬の効能・効果を併せ持つものもあり、リュウノウは、中枢神経系に作用し、鎮静作用等を期待して配合される。
正答2
解説
正解は2。
aは正しい(強心薬は一般に5〜6日間使用して症状の改善がみられない場合、心臓以外の要因も考えられる)。
bは誤り(苓桂朮甘湯には強心作用が期待される生薬は含まれず、主に利尿作用により水毒の排出を促すことを主眼とする処方である。シンジュは鎮静作用等を期待して用いられる生薬である)。
cは正しい(ゴオウは強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる)。
dは誤り(リュウノウは中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して配合される生薬であり、「鎮静作用等を期待して配合される」とする点が誤りである)。