解熱鎮痛薬とプロスタグランジンに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 解熱鎮痛薬によるプロスタグランジンの産生抑制は、肝臓での炎症を起こしやすくする可能性がある。
b 解熱鎮痛薬は、プロスタグランジンの胃酸分泌調節作用や胃腸粘膜保護作用を妨げないため、空腹時に服用できるものが多い。
c 月経痛(生理痛)は、月経そのものが起こる過程にプロスタグランジンが関わっていることから、解熱鎮痛薬の効能・効果に含まれる。
d 解熱鎮痛薬は、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生は抑制しないが、体の各部(末梢)では抑制する。
正答1
解説
正解は1。
aは正しい(解熱鎮痛薬によるプロスタグランジンの産生抑制は、胃粘膜障害や腎機能への影響のほか、肝臓での炎症を起こしやすくする可能性がある)。
bは誤り(プロスタグランジンには胃酸分泌調節作用や胃腸粘膜保護作用もあり、解熱鎮痛薬はこれらを妨げるため、なるべく空腹時を避けて服用することとされているものが多い)。
cは正しい(月経そのものが起こる過程にプロスタグランジンが関わっているため、月経痛は解熱鎮痛薬の効能・効果に含まれる)。
dは誤り(解熱鎮痛薬は末梢だけでなく、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生も抑制する)。
よってa正・b誤・c正・d誤で選択肢1が正解。