鎮咳去痰薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アグアイフェネシンは、延髄の咳嗽中枢に作用して、咳を抑える。
イトリメトキノール塩酸塩水和物は、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させる。
ウブロムヘキシン塩酸塩は、抗炎症作用を有し、気道の炎症を和らげる。
エカルボシステインは、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるとともに、粘液成分の含量比を調整することにより、痰の切れを良くする。
正答5
解説
正解は5。
アは誤り(グアイフェネシンは気道の粘液分泌促進・線毛運動促進による去痰成分であり、延髄の咳嗽中枢に作用するのはコデイン等の麻薬性鎮咳成分)。
イは誤り(トリメトキノール塩酸塩水和物はβ2アドレナリン受容体を刺激して気管支を拡張するが、直接作用ではなく自律神経系を介する)。
ウは誤り(ブロムヘキシン塩酸塩は気道分泌液分泌促進・粘性低下による去痰成分であり、抗炎症作用は主作用ではない)。
エは正しい(カルボシステインは粘液成分の含量比を調整して痰の切れをよくする)。
よって「誤誤誤正」の選択肢5が正解。