皮膚に用いる薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アヘパリン類似物質は、患部局所の血行を促すほかに、抗炎症作用や保湿作用も期待される。
イカンフルは、皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果を期待して配合されている場合がある。
ウ打撲や捻挫などの急性の腫れに対しては、温感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適している。
エ尿素は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
正答3
解説
正解は3(ア正・イ誤・ウ誤・エ誤)。
アは正しい:ヘパリン類似物質は、患部局所の血行を促すほかに、抗炎症作用や保湿作用も期待される。
イは誤り:カンフルはメントールやハッカ油等と同じ冷感刺激成分であり、温感刺激成分ではない。
ウは誤り:打撲や捻挫などの急性の腫れに対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬の使用や患部を冷やすことが適しており、温感刺激成分は適さない。
エは誤り:皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより角質軟化作用を示すのはイオウであり、尿素は角質層の水分保持量を高めて皮膚の乾燥を改善する成分である。
よって選択肢3が正解。