止瀉薬及び瀉下薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢については適用対象でない。
イピコスルファートナトリウムは、胃や小腸で分解され、大腸への刺激作用を示すようになる。
ウ酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、大腸を刺激して排便を促すことを目的として配合される。
エマルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされ、瀉下薬としては比較的作用が強いため、乳幼児の便秘への適用はない。
正答5
解説
正解は5。
選択肢5は「誤誤正誤」。
アは誤り:ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢や寝冷えによる下痢の症状に用いることを目的としており、食あたりや水あたりによる下痢は適用対象でない。
設問は適用と非適用が逆になっている。
イは誤り:ピコスルファートナトリウムは胃や小腸では分解されず、大腸に到達して初めて腸内細菌により分解されて大腸への刺激作用を示す。
ウは正しい:酸化マグネシウムは腸内容物の浸透圧を高めて糞便中の水分量を増し、大腸を刺激して排便を促す。
エは誤り:マルツエキスは主成分の麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスにより便通を促すもので、作用が比較的穏やかなため乳幼児の便秘にも用いられる。