かぜ(感冒)の症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 麦門冬湯は、体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされる。
b 葛根湯は、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
c 麻黄湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。
d 半夏厚朴湯は、構成生薬としてカンゾウを含まない。
正答3
解説
正解は3。
aは誤り(設問の記述は麻黄湯の適応である。麦門冬湯は体力中等度以下で痰が切れにくく、ときに強く咳こむものの空咳、気管支炎、咽頭炎等に用いられる)。
bは正しい(葛根湯は、体の虚弱な人、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる)。
cは誤り(この記述は柴胡桂枝湯の適応である。麻黄湯は体力充実して、かぜのひきはじめで寒気がして発熱・頭痛があり、身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎等に適すとされる)。
dは正しい(半夏厚朴湯は構成生薬としてカンゾウを含まない)。
よってa誤・b正・c誤・d正=選択肢3。