きず口等の殺菌消毒薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a オキシドール(過酸化水素水)は、作用の持続性が乏しく、組織への浸透性も低い。
b エタノール(消毒用エタノール)は、比較的皮膚刺激性が低く、創傷面の殺菌・消毒に用いる場合は、脱脂綿やガーゼに浸し患部に貼付して使用することとされている。
c ポビドンヨードは、外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。
d ベンゼトニウム塩化物は、石けんと混合すると相乗効果によって殺菌消毒効果が高まる。
正答3
解説
正解は3。
aは正しい(オキシドール(過酸化水素水)の殺菌作用は過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化と、発生する酸素による物理的な洗浄効果によるものであるため、作用の持続性は乏しく、組織への浸透性も低い)。
bは誤り(エタノールは皮膚刺激性が比較的強いため、脱脂綿やガーゼに浸して患部に貼付することは適当でない)。
cは正しい(ポビドンヨードは外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重篤な副作用を生じることがある)。
dは誤り(ベンゼトニウム塩化物は陽性界面活性成分であり、石けんと混合すると殺菌消毒効果が低下する)。
よってa正・b誤・c正・d誤=選択肢3。