グリセリンが配合された浣腸薬の説明に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 本剤を人肌程度に温めておくと、注入時に不快感を生じることが少ない。
b 排便能力が低下している人は、便秘の予防のために本剤を繰り返し使用する必要がある。
c 効果を十分に得るために、薬液を注入した後すぐに排便を試みるとよい。
d 痔出血の症状があるときは、本剤の使用により赤血球の破壊(溶血)を引き起こす、また、腎不全を起こすおそれがあり、使用前に治療を行っている医師等に相談する必要がある。
正答4
解説
正解は4。
aとdが正しい。
a:本剤を人肌程度に温めておくと、注入時に不快感を生じることが少ない。
d:痔出血の症状があるときは、本剤の使用により赤血球の破壊(溶血)を引き起こすおそれや、腎不全を起こすおそれがあるため、使用前に治療を行っている医師等に相談する必要がある。
bは誤り(グリセリン浣腸薬は繰り返し使用すると直腸の感受性が低下して効果が弱くなり、また、便秘が習慣化するおそれがあるため、予防的に繰り返し使用すべきではない)。
cは誤り(薬液を注入した後すぐに排便を試みると薬液のみが排出されて効果が十分得られないため、便意が強まるまでしばらく我慢する)。
よってa、d=選択肢4。