大腸に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生している。
b 大腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう。)に覆われている。
c S状結腸に溜まった糞便が下行結腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる。
d 腸の内容物は、大腸の運動によって腸管内を通過するに従って水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便となる。
正答4
解説
正解は4。
正しいのはaとd。
a:大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質を産生しており正しい。
b:輪状のひだがあり、粘膜表面が絨毛(柔突起)に覆われているのは小腸の特徴であり、大腸の内壁粘膜には絨毛がないため誤り。
c:便意が起こるのは、S状結腸に溜まった糞便が直腸へ送られてきたときであり、「下行結腸へ送られてくると」とする記述は誤り。
d:腸の内容物は、大腸の運動によって腸管内を通過するに従って水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便となるため正しい。
よってa、d=選択肢4。