賃貸住宅管理業者登録制度において定められている賃貸住宅管理業者による貸主に対する管理受託契約の成立時の書面の交付(本問において「書面の交付」という。)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
登録制度では、管理受託契約が成立したときに、賃貸住宅管理業者が貸主へ契約内容を記載した書面を交付することが定められていました。
【選択肢別解説】
1:○ 不適切な記述です。
登録制度では、成立時の書面を重要事項説明書と必ず別の書面として作成しなければならない、とはされていませんでした。
必要な事項がすべて記載されていれば、管理受託契約書などをもって成立時の書面とすることができます。
2:× 適切な記述です。
書面の交付方法に限定はなく、対面で手渡すほか郵送で交付することもできます。
3:× 適切な記述です。
成立時の書面に定められた様式はなく、必要事項が記載されていれば様式は問われません。
4:× 適切な記述です。
書面の交付は、管理業務が有償か無償かにかかわらず必要です。
契約内容を書面で明確にし、後日の紛争を防ぐことが目的だからです。
【ポイント】
成立時の書面は「交付方法は郵送でも可」「様式は自由」「無償でも必要」と整理しましょう。
なお、2021年施行の賃貸住宅管理業法でも、管理受託契約の締結時書面の交付が義務付けられています(同法14条)。