2015年度 賃貸不動産経営管理士試験 問5
賃貸住宅管理業者登録制度の基幹事務に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。 この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。 登録制度では、管理事務のうち「家賃・敷金等の受領」「賃貸借契約の更新」「賃貸借契約の終了」に係る事務を基幹事務としていました。 【選択肢別解説】 1:× 正しい記述です。 賃貸借契約の更新に係る事務と終了に係る事務は、いずれも基幹事務に含まれます。 2:× 正しい記述です。 建物・設備の保守点検は重要な業務ですが、基幹事務の三つの類型には含まれていません。 3:× 正しい記述です。 借主の募集は、宅地建物取引業法の規律を受ける業務であり、基幹事務には含まれていません。 4:○ 誤った記述です。 登録制度はサブリース業者も対象としており、サブリース業者が貸主として転借人から家賃や敷金を受領する事務も、家賃等の受領に係る事務として基幹事務に当たります。 基幹事務ではないとする点が誤りです。 【ポイント】 基幹事務は「受領・更新・終了」の三つと覚えましょう。 基幹事務は一括して他の者に再委託することが禁止されていました。 なお、2021年施行の賃貸住宅管理業法では基幹事務という区分はなく、維持保全とそれに併せて行う家賃等の金銭の管理が管理業務とされています。法改正による注意
正答と採点は出題当時の正解によります。
この問題が前提とする賃貸住宅管理業者登録制度(国土交通省告示による任意の登録制度)は、2021年6月15日に廃止されました。現在は賃貸住宅管理業法による登録制度に置き換わり、管理戸数200戸以上の事業者には登録が義務付けられています。問題文の「基幹事務」という区分は現行法にはありません。そのため、現行法ではこの問題はそのままの形では成立しません。 根拠:賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第3条(2021年6月15日施行) (2026年10月時点の法令による)