正答3
解説
正解は3です。
透熱灸は皮膚の上で直接艾炷を燃やす有痕灸で、小さな熱傷を作ります。
熱傷が治りにくい病態や、熱さを感じにくい病態では特に注意が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 低血圧症は透熱灸で特に注意が必要な病態ではありません。
低血圧に伴う倦怠感やめまいは、灸治療の適応となることがあります。
2:× 骨粗鬆症は透熱灸で特に注意が必要な病態ではありません。
骨がもろくなる病気で、皮膚の熱傷が治りにくくなるわけではありません。
3:○ 糖尿病では透熱灸に最も注意が必要です。
末梢神経障害で熱さを感じにくく、熱傷が深くなりやすくなります。
血流障害と感染への抵抗力の低下もあり、灸痕が化膿したり潰瘍になったりする危険があります。
4:× 月経困難症は透熱灸で特に注意が必要な病態ではありません。
三陰交などへの施灸が行われ、灸治療の適応となります。
【ポイント】
糖尿病患者では足の熱傷や傷から壊疽に至ることがあるため、特に足部への透熱灸は避けます。
施灸前に、感覚障害や皮膚の状態を確認することが大切です。