正答3
解説
正解は3です。
五刺は霊枢官針篇に記された刺法で、五臓に対応する組織の病を治す5つの刺し方です。
肌肉は脾がつかさどる組織なので、肌肉のしびれやだるさ(肌痺)には脾に対応する刺法を用います。
【選択肢別解説】
1:× 極めて浅く速く刺して速く抜くのは半刺です。
半刺は皮毛の病に用いる、肺に対応する刺法です。
2:× 関節部の筋に深く刺すのは関刺です。
関刺は筋の病(筋痺)に用いる、肝に対応する刺法です。
3:○ ニワトリの足のように分肉の間に刺すのは合谷刺です。
1か所から鍼を左右に分けて刺し入れる刺法で、肌肉の病(肌痺)に用います。
脾に対応する刺法なので、本症例に最も適します。
4:× 骨に至るまで深く刺し、真っすぐに抜くのは輸刺です。
輸刺は骨の病(骨痺)に用いる、腎に対応する刺法です。
【ポイント】
五刺は「半刺=肺(皮)、豹文刺=心(脈)、関刺=肝(筋)、合谷刺=脾(肌肉)、輸刺=腎(骨)」です。
豹文刺は多数の鍼で血絡から出血させる刺法です。