正答1
解説
正解は1です。
この問題は原因とならないものを選ぶので、○ が答えです。
チアノーゼは、毛細血管の血液中の還元ヘモグロビン(酸素と結合していないヘモグロビン)が5 g/dL以上に増えると現れます。
皮膚や粘膜が青紫色に見える状態です。
【選択肢別解説】
1:○ 貧血はチアノーゼの原因になりません。
貧血ではヘモグロビンの総量が少ないため、還元ヘモグロビンが5 g/dLに達しにくく、チアノーゼは現れにくくなります。
2:× 左心不全はチアノーゼの原因になります。
肺うっ血で肺のガス交換が障害され、動脈血の酸素が不足するためです。
3:× ファロー四徴症はチアノーゼの原因になります。
心臓内で静脈血が動脈側に流れ込む右左短絡があるためです。
4:× COPD(慢性閉塞性肺疾患)はチアノーゼの原因になります。
肺の換気障害で低酸素血症が起こるためです。
【ポイント】
チアノーゼは還元ヘモグロビンの「量」で決まるので、貧血では出にくく、多血症では出やすくなります。
中心性チアノーゼは肺や心臓の病気、末梢性チアノーゼは寒冷や末梢循環不全で起こります。