正答2
解説
正解は2です。
痛みの部位を通る経脈を特定し、表裏関係にある2つの経脈を同時に治療できる要穴を選ぶ問題です。
第1趾の内側には足の太陰脾経、第2趾には足の陽明胃経が流注し、両経は表裏の関係にあります。
表裏の経脈を同時に治療するには、表裏の経脈をつなぐ絡脈が分かれる絡穴を用います。
【選択肢別解説】
1:× 行間は足の厥陰肝経の滎火穴で、第1・第2趾間のみずかきの近位にあります。
肝経と表裏をなすのは胆経であり、脾経と胃経を同時に治療する穴ではありません。
2:○ 公孫は足の太陰脾経の絡穴で、ここから分かれた絡脈が足の陽明胃経に連絡します。
脾経と胃経の両方の病に用いることができ、最も適しています。
3:× 衝陽は足の陽明胃経の原穴です。
胃経自体の病には用いますが、表裏の経脈をつなぐ絡穴ではありません。
4:× 中都は足の厥陰肝経の郄穴で、急性の痛みや出血に用います。
肝経の穴であり、脾経と胃経を同時に治療する目的には合いません。
【ポイント】
絡穴は表裏の経脈を連絡する穴で、表裏両経の病に用いられます。
原穴と表裏経の絡穴を組み合わせる原絡配穴もあわせて覚えておきましょう。