正答1
解説
正解は1です。
肺結核は、結核菌の感染によって起こる慢性の感染症です。
感染経路・治療法・発病率と、日本の最近の発生状況を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 結核は、咳などで出た飛沫核を吸い込むことで感染する空気感染(飛沫核感染)です。
そのため、排菌している患者は陰圧の個室などに隔離されます。
2:× 結核の治療薬は、単剤ではなく複数の薬剤を併用します。
単剤では耐性菌ができやすいため、イソニアジドやリファンピシンなど3〜4剤を組み合わせます。
3:× 結核菌に感染しても、発病するのは半数ではなく約1割とされます。
多くの人は免疫で菌を封じ込め、発病しないまま経過します。
4:× 2021年の日本の新規登録結核患者数は、1,000人以下ではなく約1万1千人でした。
この年に人口10万人あたりの罹患率が初めて10を下回り、低まん延国の水準となりました。
【ポイント】
空気感染する代表的な疾患は「結核・麻疹・水痘」の3つです。
結核の診断には、喀痰検査(塗抹・培養・PCR)とインターフェロンγ遊離試験が用いられます。