正答3
解説
正解は3です。
小児に多い発疹性・ウイルス性疾患の特徴を区別する問題です。
水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染で起こり、発疹が段階的に変化していくのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 耳下腺の腫脹は、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の症状です。
ムンプスウイルスによる感染症で、水痘の症状ではありません。
2:× 両頬部のびまん性紅斑は、伝染性紅斑(りんご病)の症状です。
ヒトパルボウイルスB19による感染症で、頬がりんごのように赤くなります。
3:○ 水痘の発疹は、紅斑から丘疹、水疱、痂皮へと短期間で進行します。
新旧さまざまな段階の発疹が同時に混在し、強いかゆみを伴うのが特徴です。
4:× 解熱前後に出る斑状丘疹性の発疹は、突発性発疹の症状です。
ヒトヘルペスウイルス6型・7型による感染症で、高熱が下がるころに発疹が現れます。
【ポイント】
水痘は空気感染・飛沫感染・接触感染で広がり、すべての発疹が痂皮になるまで登校停止です。
治癒後もウイルスが神経節に潜伏し、再活性化すると帯状疱疹を起こします。