正答3
解説
正解は3です。
灸による熱刺激は、皮膚に軽い熱傷(組織の損傷)を起こし、局所の炎症反応を引き起こします。
炎症反応の中心となる物質を選びます。
【選択肢別解説】
1:× ルフィニ終末は、皮膚の伸張や持続的な圧を感知する機械受容器です。
その興奮は感覚の受容であり、局所の炎症反応を起こすものではありません。
2:× Ⅰb線維は、腱紡錘(ゴルジ腱器官)からの張力の情報を伝える線維です。
筋の緊張の調節に関わり、局所の炎症反応には関与しません。
3:○ インターロイキン6(IL-6)は、組織の損傷によって産生される炎症性サイトカインです。
施灸による組織の損傷でIL-6などが産生されると、局所の炎症反応が起こり、免疫反応も高まります。
4:× カプサイシンは唐辛子に含まれる辛味成分で、生体内では産生されません。
熱刺激に反応するTRPV1受容体を刺激する外来の物質です。
【ポイント】
施灸で起こる局所の炎症反応には、ヒスタミンやIL-6などの炎症性サイトカインが関与します。
カプサイシンは体外の物質であり、体内にあるのはそれに反応するTRPV1受容体である点に注意しましょう。