正答4
解説
正解は4です。
臓腑の性質と五行の相生関係を組み合わせて考える問題です。
条達とは、樹木がのびのびと枝を伸ばすように気を滞りなく巡らせる性質で、肝の特徴です。
肝(木)と相生関係にあるのは、肝を生む母の腎(水生木)と、肝が生む子の心(木生火)です。
選択肢の中で、腎または心の作用に当たるものを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 気血の源(気血生化の源)は、脾の働きを表す語です。
脾(土)は肝(木)とは相剋関係にあり、相生関係ではありません。
2:× 水穀の海は、飲食物を受け入れて消化する胃を表す語です。
胃は脾と表裏をなす腑で、肝と相生関係にはありません。
3:× 水の上源は、肺を表す語です。
肺は宣発と粛降によって水を全身に巡らせ、下方の腎へ送ります。
肺(金)は肝(木)と相剋関係にあります。
4:○ 陰陽の根本は、腎を表す語です。
腎は先天の精を蔵し、全身の陰陽の源となります。
腎(水)は肝(木)を生む母であり、相生関係にあります。
【ポイント】
腎は「先天の本」「陰陽の根本」、脾は「後天の本」「気血生化の源」と呼ばれます。
相生関係は母と子の両方向がある点に注意しましょう。