正答4
解説
正解は4です。
神経性やせ症(神経性食欲不振症)の好発年齢、原因、合併症、治療を問う問題です。
神経性やせ症は、やせ願望や体重増加への強い恐怖から、極端な食事制限を続ける摂食障害です。
【選択肢別解説】
1:× 中年ではなく、思春期から青年期の女性に多くみられます。
2:× 原因は栄養の吸収障害ではありません。
体型や体重に対するゆがんだ認識などの心理的要因によって、食べること自体を制限します。
3:× 電解質異常は起こしやすい病態です。
自己誘発性嘔吐や下剤・利尿薬の乱用によって低カリウム血症などを生じ、不整脈の原因にもなります。
4:○ 背景に心理的要因があるため、認知行動療法や家族療法などの心理療法が有効です。
身体的な栄養管理と並行して行います。
【ポイント】
神経性やせ症では、低体重にもかかわらず活動性が高いこと、無月経や徐脈、低体温がみられることも特徴です。
治療は「栄養療法+心理療法」の組合せが基本です。