正答3
解説
正解は3です。
スポーツ障害の罹患部位と、その上にある治療穴の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 上腕二頭筋長頭腱炎は肩前面の結節間溝で起こります。
肩髎は肩峰角と上腕骨大結節の間の陥凹部で肩の後外側にあり、罹患部位から外れます。
2:× 肩インピンジメント症候群では、肩峰下で棘上筋腱や肩峰下滑液包が挟まれます。
肩外兪は第1胸椎棘突起下の外方3寸にあり、肩甲挙筋や僧帽筋の部位なので罹患部位から外れます。
3:○ ジャンパー膝は、跳躍の繰り返しで大腿四頭筋の伸展機構に負担がかかり、膝蓋骨周囲の腱に炎症が起こる障害です。
鶴頂は膝蓋骨底の中点の上方の陥凹部に取り、大腿四頭筋腱の上にあるため適切です。
4:× シンスプリントは脛骨内側縁の中下3分の1に痛みが出る障害で、ヒラメ筋や後脛骨筋が関わります。
闌尾は足三里の下方約2寸の前脛骨筋上に取る奇穴で、罹患部位から外れます。
【ポイント】
シンスプリントは脛骨の内側、前方コンパートメント症候群は脛骨の外側(前脛骨筋)と区別します。
ジャンパー膝は大腿四頭筋の伸展機構の障害として、鶴頂や梁丘など膝上の経穴を考えます。